そもそも派遣っていつから始まったものなの? | 派遣ライブラリー
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2016年10月18日

そもそも派遣っていつから始まったものなの?

派遣社員のような労働者派遣事業は江戸時代から存在しました。労働者派遣法が施行されたのは1986年のことであり、この頃から本格的に人材派遣がスタートしました。
編集部

現代ではすっかり派遣として働くことが一般的になりました。しかし、このような働き方はいつから存在するのか疑問に思っている方も多いでしょう。そこで、派遣という仕事の仕方がいつから始まったものかについて解説します。

労働者派遣は江戸時代からあった

実は労働者派遣という事業は江戸時代から存在していました。その頃には口入れ屋や手配師などとして称されていました。さまざまな仕事を紹介する事業であり、多くの人が利用していたようです。地方から江戸まで仕事を求めてくる人がたくさんいて、手配師はとても盛んになっていたそうです。
ただし、この時代には法律のようなものはなく、かなり不当な労使関係となっていて、労働環境も劣悪だったようです。このような歴史があるために、現代の日本ではきちんと労働者派遣に関することが法制化されているのです。

労働者派遣法の施行

日本では1986年に労働者派遣法が施行されました。これによって、日本でも人材派遣制度が根付くきっかけとなったのです。この頃は労働者を保護するという意味合いがまだまだ強かったです。そのため、派遣を認める業務の数は少なかったです。派遣社員を認めてしまうと現在正社員として働いている人の立場が危うくなってしまうという考え方です。
しかし、ここから徐々に派遣業務の解禁が進んでいきます。たとえば、機械設計のような専門的な業務で派遣が認められるようになりました。けれども、初期の頃はオフィス業務のスタッフを派遣することができず、きちんとニーズに対応できていませんでした。

規制緩和

バブルが崩壊して不況の時代が来ると、企業の方は人件費の削減を図ろうとしました。そのためには派遣社員を活用することはとても都合が良いのです。人件費を固定費ではなくて、変動費に置き換えることができるためです。つまり、会社の都合によって人材を切ることができて、人件費による費用をカットできます。また、労働者にとってはこれまでとは違った働き方ができるようになったため、メリットがあったのです。

現在の派遣社員

現在でも派遣社員についての法改正は進められています。現在の方向性としては、労働者の保護を図り、派遣社員の直接雇用を促進していく動きがあります。これからも派遣社員は日本の中で一つの働き方として存在していくでしょう。法改正により、派遣社員の立場がこれまでとは違ったものになる可能性は大きいです。

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